全国ローヤルゼリー公正取引協議会は2日、都内で総会を開催。岐阜薬科大学微生物学教授の森裕志氏が「潰瘍性大腸炎の発症における腸内細菌の関与とローヤルゼリー」をテーマに講演し、潰瘍性大腸炎におけるローヤルゼリーの有効成分がタンパク質にあり、茨城大学農学部資源生物科学科米倉政実教授との共同研究により実態解明に大きく前進したことを明らかにした。
森氏の研究成果でローヤルゼリーが潰瘍性大腸炎に関して治療効果、回復効果があることが生ローヤルゼリー投与によるマウス試験で確認されている。
その後、なぜ効くか、なにが効くかについて研究を続けたところ、有効成分の本体がタンパク質であることがわかった。