日本発の「納豆素材」、アジア市場で飛躍
ここ数年、表示規制の影響から低迷していた納豆サプリメント市場が回復に転じていることが本紙の調査で分かった。
市場規模は前年比4%増の180億円前後となった。
ナットウキナーゼ、ビタミンK2、納豆菌素材は特にアジアでの拡販が進み、主要各社とも2ケタ近くの伸びを示した。
市場を牽引するのは、血栓症や血流改善に訴求する素材として認知が高まっているナットウキナーゼ。
また骨粗鬆症や動脈硬化の予防効果が期待できるビタミンK2、整腸作用や抗菌作用を持つ納豆菌も、予防マーケットの有望素材として、国内外でさらなる市場拡大が期待されている。