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機能性表示食品などで説明会 サプリ形状の届出でフローチャート

業界団体を対象に消費者庁が年末に行った保健機能食品等に関する説明会で、機能性表示食品でサプリ形状として届出する際のフローチャート案、新規成分について専門家に意見を聴く仕組みの詳細などが提示された。また、PRISMA2020への準拠や、年1回の自己点検チェックリストを規定する予定の「機能性表示食品の届出等に係る告示(案)」作成の基本的な考え方が示された。告示案については1月以降にパブリックコメントを行い、今年度中に公布、4月1日から施行となる見通し。

業界4団体が説明会に参加

消費者庁は、保健機能食品等に関する業界団体へ適宜説明会を行っている。12月26日の説明会には、健康食品産業協議会、日本健康・栄養食品協会、日本抗加齢協会、日本通信販売協会の4団体が出席。機能性表示食品の改正を受けた詳細や、特保通
知の一部改正などが説明され、このほど議事概要と配布資料が公表された。紅麹問題を受けて、消費者庁は昨年8月23日、機能性表示食品に関する食品表示基準の一部を改正。サプリ形状のGMP要件化に関連して、この日の説明会では、「天然抽出物等を原材料とする錠剤、カプセル剤等食品」として届出をする際の参考フローチャート案を提示した(右上参照)。また、温州ミカンを搾汁しただけの果汁100%ストレートジュースなどを例に、「錠剤、カプセル剤等食品」として届出をしなくて良い合理的な理由の例を挙げた。

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