オリザ油化㈱(愛知県一宮市)は2 月、主力製品の『オリザセラミド®』について、新たな免疫賦活作用として好中球の活性化作用を見出し、特許を出願したと発表した。研究は、昨年開催された第17回セラミド研究会学術集会にて発表したもので、40歳以下の優れた成果を残した研究者に贈られる”YoungInvestigator Award(YIA)”を受賞した。これまで『オリザセラミド®』に関する研究では、免疫力が低下している人を対象にした外部臨床試験で風邪症状改善作用を確認しているほか、細胞試験では規格成分であるグルコシルセラミド(GlcCer)において、免疫応答の中で最も重要な役割を担う樹状細胞の活性化作用とそのメカニズムを明らかにしている。今回の研究では、GlcCerの免疫に関する評価を行い、新たに好中球の2 種類の機能について活性化作用を確認し、その構造活性相関を見出した。
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