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【5-ALA】物質特許満了で原料自由化、次の戦略は?

5-ALA(5-アミノレブリン酸リン酸塩)の物質特許が今年2月25日に満了を迎えた。原料製造の自由化を受け、国内のみならず海外企業の新規参入も予測される。国内では昨年10月17日、食薬区分の一部改正も。厚労省は従来の“ロドバクターセファロイデス”に加え、“コリネバクテリウム・グルタミクムの生成したもの”を新たに定義した。原料自由化およびコリネ型細菌由来の定義づけは市場拡大の起爆剤となるのか。

「物質特許満了」「食薬区分一部改正」

 neo ALA㈱が所有する物質特許が今年2月25日に失効した。原料製造は今後、国内外で自由化が進む見通し。発酵技術をもつ海外勢が新規参入する可能性も出てきた。5-ALA(5-アミノレブリン酸リン酸塩)は昨秋、光合成細菌でない菌種の生成も可能となった。厚労省は昨年10月17日、食薬区分の一部改正を通知。従来の「光合成細菌(ロドバクター・セファロイデス)の生成したもの」に加え、コリネ細菌の「Corynebacterium glutamicum(コリネバクテリウム・グルタミクム)の生成したもの」を新たに定義づけした。

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