多機能性で新分野開拓
アイケア分野での定番製品といえばブルーベリーが筆頭に挙げられる。
最近では、豊富なポリフェノール類に由来する抗酸化能の高さから、加齢による各種眼関連疾病対応サプリメントやエイジングケア向け製品として注目を集めている。
各企業はエビデンスの拡充整備とともに、アントシアニン組成物濃度の高濃度化を進めている。
ブルーベリーサプリメントは、わが国では1980年代以降のIT化とともに市場に登場、高齢者の視力低下や長時間にわたってコンピュータ画面に向かうライフスタイルが進む中で、ドライアイや疲れ目対策サプリとして注目を集めてきた。
生や乾燥ドライ製品、ジャムやクッキー、ドライ製品などの一般食品分野での食経験が広がるなか、安全・安心を訴求する消費者意識とマッチングしたことも大きく、安定した市場形成が進んでいる。