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米国の専門医の半数以上がサプリを利用

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 健康産業新聞(4月6日号)の「海外情報」の頁にこのような見出しの記事が紹介された。「東京ヘルスコレクション(6月7、8、9日)」を開催するに当たり、サプリメントのしっかりとした支持基盤を確立するには、米国のように、医師や看護師、薬剤師などの有資格者によるサプリメントの理解と利用の拡大が不可欠だというのが開催趣旨の一つだった。今回の調査でも、予想以上に多くの医療関係者がサプリを自ら利用し、且つ多くの患者にアドバイスしているという実態が、米国CRNの調査で判明し「Nutrition Journal」に紹介された。

 これによると認知症専門医の75%は医師本人もサプリのユーザーで、66%の医師が患者にもサプリの利用を提案していた。循環器系専門医では57%がユーザーであり、75%の医師が患者に利用を提案、関節炎専門医では73%がユーザーで91%が患者に提案していたなどで、利用しているサプリも、マルチビタミンに限らずなど魚油サプリ、ボタニカルなど広がりを見せていることも明らかに。また、多くの専門医が継続利用しており、半数は利用歴が4~10年などで、長期に使用している状況も報告されている。米国での市場の確実な成長は、こうした医療関係者の理解に支えられていることも大きな要因で、我が国の医師会や薬剤師会の対応とは随分に異なる。


 「東京ヘルスコレクション」は、6月の開催でWeb登録を再開したが、医療関係、介護関係、栄養関係、美容関係などの資格を持つ人々(栄養士、薬剤師、医師、サプリメントアドバイザーなどの方々)が入場登録、セミナー登録を進めてくれているが、これらの人々が、サプリメントを理解してくれる場所であり、多くのセミナー、学術発表などが用意されており、将来の健全な市場を形成するきっかけになればありがたいと考えている。今回の米国の調査は、そのことを教えてくれるデーターだともいえそうだ。

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