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【免疫サポート】機能性表示で“免疫ケア”が日常に

 新型コロナの世界的な蔓延をきっかけに、国民の免疫への関心が一気に高まった。コロナ収束後も消費者の感染症などに対する意識は高く、日常における”免疫ケア”が広く浸透。2020年に登場した「免疫表示」の機能性表示食品が市場形成を加速させた。健常者によるユーザーが増え、販売チャネルも拡大。民間調査によると「免疫機能維持」の機能性表示食品市場は、400億円超を見込む。機能性表示食品の増加に伴い、エビデンスデータを有する他の特色ある機能性素材も注目度が上昇。市場全体の底上げに繋がっている。

コロナ収束後も免疫対策へのニーズ続く

 コロナ収束後も免疫対策に対する国民の意識は高い。TPCマーケティングリサーチが、健康食品を週1回以上摂取している20~70代の男女1,236人を対象に昨夏実施した「健康と栄養に関する意識・実態」調
査によると、健康食品に期待する健康効果で、「免疫力向上」(24%)は、「特定の栄養成分の補給」(41%)に次ぐ2位だった。2023年調査も同様に2位(22%)で、依然として高いニーズがあることがうかがえる。

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