「カキ・シジミ」売上、伸び率2ケタの100億円に
日本で数千年の食経験を持つ素材として、抜群の知名度を誇る「カキ・シジミ」。
国民のミネラル欠乏状態が深刻化する中、「伝統素材への回帰」、「高い栄養価と充実したバックデータ」などを追い風に市場拡大が進み、カキ・シジミ健食の売上高は前年比10%増の約100億円となった。
カキ健食市場は薬局・薬店や通販ルートで売り上げを伸ばし、83億円(10%増)に拡大。原料供給量は海外を含めると20%近く伸びた。
シジミ健食市場も原料の引き合いが活発で、市場規模は15億円(6%増)と順調に推移した。
ここ数年、有効成分のオルニチンやアルギニン、ミネラルなどに着目した肝機能対応商材の市場投入が相次いでいる。