3日間で4万人以上が来場
「緊急シンポ 災害時の健康問題、サプリメントが果たす役割」
「ロコモサミット」、「“冷え”対策セミナー」など、
会場が満席になるイベントが続出した。
「ロコモサミット」、「“冷え”対策セミナー」など、
会場が満席になるイベントが続出した。
6月7日(火)~9日(木)の3日間、「健康博覧会2011」、「東京ヘルスコレクション2011」の両展示会が開催された。3月11日に発生したM9の大地震、福島原発事故と、未曾有の危機に直面する日本。震災の復興にかかる費用だけでなく、高齢社会の進展、生産人口の減少、国家財政の破綻予測などの社会環境も拍車をかけ、日本経済自体を危惧する声もある。
こうした中で迎えた健康博覧会。大きなテーマは震災復興・経済活動の活性化だった。開催テーマを「今こそ届け、“健康”のチカラ!」に設定し、こうした問題に対するひとつの解決策として、国民の健康の維持・増進を目指すさまざまな健康商材が一堂に集結した。出展企業は約500社。
健康博2011来場受付の様子。天候にも恵まれ、長蛇の列となった。
また「健康」をキーワードに全国の業界関係者が殺到。3日間合計で4万人を超える来場者が詰め掛けた(健康博覧会のみ)。会場では活発な企業間の商談、ビジネスマッチングが行われ、「今こそ他企業とのマッチングを見出し、より良いサービスを提供していきたい」との前向きな声が目立った。
またステージイベントでは、災害時に果たすサプリメントの役割などが、今回の被災地で実際に活動した演者から報告され、大きな反響を呼んだ。次回の健康博覧会は2012年3月14日(水)~16日(金)、東京ビッグサイト東4・5・6ホールで開催予定。第30回記念大会となる。