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特集 2011年・上半期総括 健食受託加工・製造

〝6割増収〞も視界不良8割に
2011年上半期、4割が経営良好――。
本紙編集部が健康食品の受託加工・製造企業約200社(回答83社)を対象に実施した調査の結果、今年上半期(1~5月)の健食受託企業の経営状況は「非常に良かった」が5%、「良かった」が35%と回答した。
前年同期とほぼ同水準で推移し、おおむね良好なムードを維持したことがわかった。


 売り上げ増減率は6割が前年実績を上回り、ここ数年の低迷期から脱しはじめている状況を示唆。
 しかしながら3月11日に発生した東日本大震災による資材の供給や物流の遅れ、計画停電や放射能問題の余波などもあり、今後の見通しについては17%が「不景気になる」、78%が「どちらともいえない」と回答し、再び不透明感を強めている実態が浮き彫りになった。

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