再評価の背景に、特徴生かした〝配合の妙〞
日本人にとって身近な漢方を健康食品の商品開発に取り入れる動きが増えている。
漢方は医食同源(中医学の薬食同源に着想を得た)の考え方に基づいたもので、薬の概念が入らないため高い有用性をもった健康食品のイメージがつくりやすい。説得力という意味で1,000年以上の歴史を持つ漢方理論に基づいた健食開発の意義は大きい。
西洋系素材との組み合わせにより、一層の体感を与えるというアプローチも見受けられるようになってきた。
根強い支持を得る漢方系健食市場をレポートする。