情報収集力や迅速な製品化が武器
消費の中心地である首都圏には、大手食品、化粧品、医薬品、通販など多くの販売会社、メーカー、流通業者が集まっている。
健康食品企業にとって、受託企業を選ぶ際、製造技術やキャパシティーに加え、立地もポイントの一つ。
関東地域の受託製造企業はクライアントとの密な連携、最新情報を生かした企画提案、物流の効率化といったメリットを前面に出し、立地条件を生かした提案を強めている。
食品業界全体で不安材料となっている原発問題も、関東の健食受託業界では部分的な影響に留まっており、自主的な品質管理などの取り組みを改めて訴求しながら、首都圏を中心に健食企業へのアプローチを強めている。