余暇市場80兆930億円(前年比1.5%減)
フィットネス市場、4000億円の大台に
(財)社会経済生産性本部は、国民のレジャー活動の需給両面を総合的に分析した『レジャー白書2006』をまとめた。先月27日の記者発表会では、常務理事の元石一雄氏が、「景気回復が話題となっているが、余暇活動に関してはさまざまな指標がプラスとマイナスに動くこともあり、その実感が薄い。供給面では、多くの業界で勝ち組と負け組みの二極化が進行しており、本格的な需要回復はこれから」とし、「今回は、主に2007年問題といわれる団塊世代に焦点を当てた」と説明した。また、ポイントとして、「健康」をキーワードに、シニア層をメインターゲットにしたフィットネスクラブが好調に推移していることを報告した。