「ロコモ」「疲労回復」がポイントに
アミノ酸市場に今新たな動きが出てきている。最終製品動向へも大きな影響を与え、ここ数年1,600億円前後で推移していたマーケットは、2,000億円に向け動き出した。
背景には、協和発酵バイオ、味の素ヘルシーサプライなど大手サプライヤーからの積極的な原料提案によるものが大きい。
協和発酵バイオはオルニチンを疲労回復対応素材として、味の素ヘルシーサプライではロイシン高配合タイプのBCAAをロコモ対応素材として進めており、最終製品への採用が進む。
また、製品メーカーでは、これまで、インドア中心だったユーザー層からアウトドアユーザー層へのアプローチも進めている。