エビデンスデータ続々、市場形成が本格化
新型インフルエンザが猛威を振るった一昨年以降、消費者の予防意識の高まりとともに、機能性食品にも注目が集まっている。
原料メーカー各社では、機能性データの拡充を急ピッチに進めており、昨年から今年かけて、フコイダンや乳酸菌をはじめ、抗ウイルス関連の研究成果が相次いで発表されている。
末端市場では、サプリメントのほか、ドリンク、ゼリー、チュアブル、アメなどバラエティーに富んだ形状の健康食品が流通。
子供用に購入するケースも多く、新たなニーズの掘り起こしがみられる。
ブームから新カテゴリーとしての定着に向け、市場形成が本格化している。