4県横断した健康産業支援体制構築へ
四国地域の健康関連産業の取り組みが本格化している。四国経済産業局では、“健康・バイオ”“モノづくり”分野の産業活性化を重点分野に盛り込んだ「四国テクノブリッジ計画」を策定。四国の“癒し”風土を生かし、大学などの卓越した健康・バイオ分野のシーズを活用したクラスター形成を進めており、健康産業支援体制の構築が加速している。こうした中、すだち、オリーブ、醤油、海洋深層水、びわ、シイタケ、藍―― など、地場企業による特産品を利用した取り組みが活発化。大学発ベンチャー企業や異業種からの新規参入などの活動も目立っており、多数の新素材、新製品が生まれている。