「機能性食品・化粧品」売上5.4%増
北海道の健食企業が国内外での販路拡大を加速させている。
北海道経済産業局によると、健康食品を含むバイオ産業の2010年売上高は前年比2.3%増の501億円となり、11年連続で成長。
酵素、核酸、タマネギ、クマ笹、プロテオグリカン、アロニア、フコイダンなどを主力商材とする企業での好調ぶりが目立った。
キノコ類は国内市場では苦戦したが、海外市場では順調に推移。
道経産局ではバイオ産業全体で10年後に3倍の1,500億円の売上高を目標に掲げた。
産学官連携による健康食品の開発が全国レベルで進む中、地場産業活性化の成功モデルとして発展する北海道の健食産業を検証する。