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『統合医療展』『メディケアフーズ展』開幕、来場者の熱気、ブースに溢れる

20120221_uebaba.jpg日本アーユルヴェーダ協会 理事長 上馬塲和夫氏による講演

 東京ビッグサイトで「統合医療展」と「メディケアフーズ展」が開幕した。初日から各ブース、セミナーが混みあい、盛り上がりを見せている。「メディケアフーズ展」の初日の模様は、21日夜のNHKニュース番組に取り上げられた。22日(水)は朝10時より、夕方5時まで。

 「メディケアフーズ展」は今年4回目で、タイヘイ、フジッコ、マルハニチロ食品、ケンコーマヨネーズ、かねさ、塩水港精糖、マルハチ村松など主要メーカー各社が多数顔を揃える。年々参加企業は増加傾向にあり、医療、介護、栄養分野の関係者の関心は高まっている。初日は、栄養士や管理栄養士、医療関係者、介護関係者などが、各ブースに集まり、試飲試食や、商品の特徴などを詳細に聞いていた。

 今回は「高齢者食、介護食の現場の問題を解決します」をテーマに、話題の注目商品、新製品が顔を揃える。既に「嚥下食ピラミッドで高騰する医療費を突破する」(金谷節子)「病態に応じたえん下調整食の提供のために」(栢下淳)「調理における食物のテクスチャー」(大越ひろ)「栄養における地域連携と多職種協働」(吉野浩之)などのセミナーも満席で、他のセミナーにも受講希望者の問い合わせが集中している(写真は統合医療展の初日のセミナー風景)。


 一方、「統合医療展」も今年8回目となるが「補完療法と予防・未病医療」をテーマに、国内外の有力企業が顔を揃え、話題の商品をPRしている。行政の対応が停滞する中で、科学者や医療関係者のネットワークは拡大し、国際的にも長寿・高齢化のなかで、ニーズは拡大傾向にある。
 統合医療展のセミナーでは、最終日の22日も、最前線で活躍する講師陣を迎え、最新の情報を提供する。鈴木信孝氏は「医療現場における機能性食品の現状と将来」をテーマに、また、帯津良一氏は「自然治癒力と戦略」をテーマに場のエネルギーなどに言及する。水上治氏とガブリエラ・バローグ氏は、「ライフスタイルで遺伝子が変わる」「栄養療法によるがん予防と治療」などのテーマで、テレビ神奈川の公開収録 (2時半より)も行われる。その他、著名な講師陣が顔を揃え、エイジングケアや医療現場でのサプリやハーブの取り扱い、女性医療、歯科医療と統合医療などのテーマで講演する。
 
 有料の統合医療セミナーは当日の聴講受付も可能。いずれの展示会とも、各ホームページ上で22日(水)16:00まで入場登録を受け付けている。会場は東京ビッグサイト西4ホール。

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