昨年スタートした新型トクホ(条件付き・規格基準型・疾病リスク低減表示)の申請状況は、条件付きトクホ2件、規格基準型8件、疾病リスク低減表示が9件(2006年9月20日現在)となっている。このうち、条件付きトクホは1件が先月27日、許可された。「“提言”をどこまで反映できたのか」との声もあるなか、業界・関係者は新型トクホの施行状況を静観、「第1号商品の上市で市場がどう反応するか」を見守っている。従来型トクホは(財)日本健康・栄養食品協会が発表した2005年度の末端市場規模6,299億円(2003年度比11.1%増)が指標となるが、一部の商品がトクホ市場全体をけん引するこれまでの形と同様、今年に入ってからもサントリー『黒烏龍茶』をはじめヒット商品が次々に登場し、トクホ市場全体を盛り上げている。この上の市場活性化には、・・・(続きは本紙で)