健康産業オンライン

紅茶きのこブーム、米国で再燃か?

konbucha20120515.jpg

 米国在住のエステシャン五十嵐ゆう子さんが「コンブチャって何」という記事をダイエット&ビューティー紙で、紹介している。それに拠ると食品卸の知人に、「今この業界で一番売れているのは何か」と尋ねたら、即答されたのが「KONBUCHA」だったという。コンブチャと聞けば日本人なら、昆布茶を想起するのはごく自然だが、何と「紅茶きのこ」だったと。

 そのコンブチャブームの背景だが、酵素・乳酸菌・アミノ酸・ポリフェノールなどが多く含まれ、デトックスや抗酸化、美容に有効ということで数年前から、生食ベジタリアンやロハス好きのマドンナなどのセレブが清涼飲料水代わりに飲み始めたというのがきっかけだとか。有名になったのは、飲酒問題で有名なリンジー・ローハンが連行される時に「私は、お酒は飲んでない、KONBUCHA(微量のアルコールが含まれている)を飲んでいただけ」と発言。これが「KONBUCHAは何」ということで広がったとか。

 専門店の飲料コーナーには並んでいるし、グーグルの社員食堂のシェフも飲料メニューに加えたとか。40年前に日本でブームになった紅茶きのこが、アメリカでKONBUCHAとして復活しブームになっているという話は面白い。(詳しくはD&B紙の5月15日号)


 実は彼女の連載を楽しみに読んでいる読者の一人であるが、時々、高価なピーマンの話など話題のニュースを届けてくれる。そして、実にどの国にも面白い健康情報があるものだ。これを機会に、紅茶きのこの復活というのもあるかもしれない。我々も年に2回(ナチュラルエキスポやIFT)の米国ツアーを行い情報交換をやっているが、米国は市場が大きいことから目を離せない。もちろん中国も、ベトナムもインドネシアもということになるのだが。

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP