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絆社会の落とし穴・・企業広報が震え上がる「電凸」とは?

 企業広報が震え上がる「電凸」とは・・そんな見出しで日本通信販売協会のJADMAマニュース5月号に窪田順生氏の記事が連載されている。背景には、そうした被害が増加していることがある。健康食品業界も例外ではないく、B to Cのビジネスを進める上では、知っておく必要があり、そのポイントを紹介する。情報社会の便利さは同時にリスクを生み出す諸刃の剣で、利用する側にも利便性と同様に大きなリスクが広がっていることの認識が大切だという。
 同氏によれば、「電凸」とは電話突撃取材の略で、一般人を装って、関係部署に電話をかけ、後日そのやり取りをネット上で記事にし、結果とし、誹謗中傷記事に晒されるというもの。質問も広告内容やCMの人物までに及び、(当然ながら)尋常ではなく、適当な受け答えをすると広報担当者などは冷や汗ものである(もっとも取材もなしに誹謗記事を書く悪質なケースもあるが)と。
 健康産業の世界でも、時折このような怪しげなものが徘徊し、ターゲットとされた企業からさまざまな相談が寄せられる。苦情の程度によっては、必要に応じ注意を喚起している。「広告を見て」などというのがよく聞くアプローチで、一企業に対する恐喝まがいの「電凸」の動きは当事者以外なかなか外には漏れてこない。最終的には、企業がすかさず告発するとか、毅然とした対応をしない限り、そのようなものがなくなることはない。
 興味深いのは、同氏によれば、絆社会の絆とは、「犬や馬をつなぎとめておく綱が語源だ」とか。知らずに言葉を使い、知らずにビジネスを進めていくことのリスクをも同氏は語っている。(健康産業新聞)もっとも攻撃の手だては取材に留まらず、セミナーなど、あの手この手のアプローチがある。


 考えてみれば、あれがこれかと思い当たるものもないではない。今では、「ネットで記事を紹介するサイトから、派遣の継続を拒絶された個人がFacebookなどに執拗なアプローチをするケースなど、その道のプロ?だけではなく広がりを見せているという。共通しているのは、特有のしつこさである。通販などの業態が広がり、PCや携帯、iPadなどの登場でビジネスチャンスは広がっているが、一方で、リスクも同様に広がりつつあるという。
 健康産業の世界でも、時折このような怪しげなものが徘徊し、ターゲットとされた企業からさまざまな相談が寄せられる。苦情の程度によっては、必要に応じ注意を喚起している。「広告を見て」などというのがよく聞くアプローチで、一企業に対する恐喝まがいの「電凸」の動きは当事者以外なかなか外には漏れてこない。最終的には、企業がすかさず告発するとか、毅然とした対応をしない限り、なくなることはない。
 興味深いのは、同氏によれば、絆社会の絆とは、「犬や馬をつなぎとめておく綱が語源だ」とか。知らずに言葉を使い、知らずにビジネスを進めていくことのリスクをも同氏は指摘している。(健康産業新聞)

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