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サプリメント支出、12年4%増に(総務省家計調査)

 昨年の健康食品支出額が前年比4.4%増とプラスで着地したことが、総務省が2月1日に公表した2人以上の世帯における家計調査報告でわかった。
 震災影響で11年は前年比4.1%減と落ち込んだが、10年とほぼ同水準まで回復。東日本の健食支出も好転、通販王国の九州や、健康産業振興の機運が高まる沖縄も好調だった。世帯主の年齢別にみると、サプリメント剤型は50代以上の購入が多いとの実態も鮮明になった。


 クロレラやアロエなどサプリメント剤型の健康食品を対象とする「健康保持用摂取品」の12年の支出合計は1万4,447円。前年比4.4%増と伸長した。10年の1 万4,434円と比べると0.1%増となり、この5 年で最高額を記録した。
 なお年間支出額は、総務省統計局が2月1日に発表した2012年12月分の家計調査結果を踏まえて、各月の健康食品支出を単純合計したもの。50歳以上の支出は7 割を占める結果となった。

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