公益社団法人日本アロマ環境協会（AEAJ）は先ごろ、アロマ市場に関する調査レポートを発表、2011年の市場規模は2,654億円と報告した。
　AEAJでは5 年ほど前に市場調査を実施しているが、「アロマ市場を“アロマテラピー市場と精油配合製品等市場で構成される市場”と定義して対象範囲を定めた大規模な調査は今回が初」という。

　調査は、昨年7 ～ 9 月、アロマ関連団体及び会員企業を対象に実施。
　郵送アンケート調査363社、訪問・電話ヒアリング調査116社の有効回答を集約した。
　
　アロマテラピー市場では、精油等の製品市場は249億円となり、精油が5 割強の131億円を占めた。
　一方、精油配合製品等の市場では、自然派化粧品を含むアロマ化粧品市場が990億円となった。
　香りを楽しむライフスタイルの普及に伴い、新規参入の増加が予想されることから、今後も市場の活性化が続くと推測している。