「プロポリスの研究を進める会」が先月30日、プロポリス研究に関する講演会を都内で開催し、約60人が参加した。
　昭和薬科大学の西島正弘学長は「健康を支える免疫の働き」と題して、抗原、抗体、マクロファージ、ヘルパーT 細胞などと言った免疫機能のメカニズムをわかりやすく解説。
　免疫とは感染症やがんから生体を守るという生体防御機能としたうえで、免疫反応は人によって異なるため、ワクチンの有効性やアレルギー反応が異なることを説明した。

　また、自然免疫と獲得免疫の違いについても説明し、免疫機能と関係があるとされるプロポリスの飲用がもたらす可能性を示した。