拡大続くグルコサミン市場、流通量1,350t
成熟から新ステージへ――。関節対応素材として最も大きな市場規模を誇るグルコサミン。
抜群の認知、優れた体感に加え、高齢化社会、ロコモ予防施策を背景に、需要は年々増加。国内流通量は1,350tを超えたと推測される。
最終製品では、サプリメント、お茶、ゼリー、バー、菓子類など、各社よりさまざまな剤形の製品投入が続く。
ここ1~2年は、高齢者だけでなく、中高年の獲得を視野に入れた製品開発も目立ち、新たなマーケット開拓の成果が芽を出し始めている。
また、業界団体のグルコサミン研究会を通じて、関節や骨関連のほか、皮膚(肌)、サーチュイン発現などに関する機能が見出されるなど、エビデンスデータの拡充も進む。