育毛、抗肥満から関節対応まで活性化する藻類市場
研究データ拡充」「天然由来」「豊富な食経験」を武器に、コンブ・モズク・ワカメ・ヒバマタ・アスコフィラムなど、藻類を由来とする機能性素材が流通量を拡大している。
筆頭は、多角度からのエビデンスを有し、統合医療分野で高評価を受けているフコイダンだ。
育毛訴求、インフルエンザ対策でも脚光を浴び、100億円市場を形成している。
また、藻類由来のカロテノイド・フコキサンチンは、安定性・コスト面の課題をクリア、「新規の抗肥満・メタボ素材」として流通量を拡大。
異業種大手が「今夏にも商品を上市予定」とするなど、商品上市が活発化している。
微細藻類分野では、日健化学の黄金藻、サラヴィオ化粧品の温泉藻類など、ニューフェイスも続々登場している。