これからの介護食品をめぐる論点整理の会
農林水産省は9 日、介護食品に係る現状や課題及び対応方向等について論点整理を行うための「これからの介護食品をめぐる論点整理の会」最終回(全5 回)を都内で開催した。
当日は関係者100名を超す傍聴人が会場に詰めかけた。
最終回では、過去4 回の開催で発言された論点を整理し発表。
論点は大きく以下5 つに分類された。
①介護食品の定義の明確化
②高齢者の栄養に関する理解の促進
③介護食品の提供方法
④介護食品の普及
⑤介護食品の利用に向けた社会システムの構築
今後、これらの詳細をさらに整理し、1ヵ月程度を目処に「これからの介護食品をめぐる論点」として内容をまとめる予定。その後のアクションについては、現段階では決まっていないという。