米国最大の食品素材見本市『IFT(Institute of Food Technology)』が先月14日~16日、シカゴ・マークミックプレイスコンベンションセンターで開催された。
リーマンショック以降、最も多い1,183社が参加、 3日間の会期中に、約2万3,500人が来場するなど、活気に満ち溢れていた。
今年は減塩訴求の素材展示が多くみられ、「減塩+美味しさ」をキーワードに各社が提案していた。
今年の出展社は、健康意識の高さに加え、シカゴというアクセスの良さも手伝って昨年比10.6%増を達成。リーマンショック以降で最も多い出展社数となった。
ADM、カーギル、ヴィルド、ルスロ、テイト&ライル、ナチュレックス、ロケット、グランビアなど食品素材のグローバル企業のほか、米国全土から多数の食品企業が参加した。
会場内では、「Food Safety & Quality」「Organic Food Ingredients」「Healthy Food Ingredients」などのパビリオンを設置。
また2 ヵ所の「AsiaPac」パビリオンは200ブース以上あり、中国企業をはじめ、アジアからの出展社も多かった。