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夏の冷え対策

夏の冷え、女性中心に広がる認知
 本当は怖い夏の冷え―― 夏場は気温が高いこともあって、四六時中のクーラーや冷たい食品・飲料の過剰摂取、露出度の高い服装などによって、冷えに対して無防備になりがちだ。
 専門家の話によると、夏場に過度に体を冷やす行為は、「冷え貯金」として夏の間、体に蓄積され、秋口になって身体に様々な悪影響を及ぼすという。


 全国冷え症研究所の山口所長は、「1 日1 度は体を、特に腹部を温める習慣を」と呼びかける。
 最近は女性誌を中心に、夏の冷え対策の重要性を特集する機会も増え、腹巻や温感肌着など関連商材の売れ行きは伸びているものの、まだ十分とはいえない。
 関連商材が季節商材から通年商材へとステップアップするには、「本当は怖い夏場の冷え」対策へのさらなる啓発を通し、流通のインフラ整備を図ることが今後のカギとなる。

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