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食品受託試験

トクホ試験好転、メタボ試験増加へ
ロコモ、抗疲労、美肌の試験も人気
 食品受託試験の需要は昨秋ごろから増勢に転じ、ここ数年低迷していたトクホの試験依頼も増加傾向にある。
 健食市場の回復やトクホコーラの大ヒットなどを受け、メーカーサイドでの研究開発と投資意欲が高まっているのが大きな要因。
 現在、食品安全委員会で審査されている美肌トクホへの関心も高く、既に商品開発の準備を進める動きも。
 さらに今年に入り、国の規制改革会議で議論されている「健食機能性表示の容認」や、北海道版トクホといわれる「食品機能性食品制度」など自治体での表示に向けた取り組みが本格化する中、今後、各企業においてエビデンス取得を促進させる波及効果も期待されている。
 


 有効性評価試験では、中性脂肪、体脂肪、コレステロール、内臓脂肪、血糖値、血圧などメタボ関連の試験依頼が多く、次いで美容・美肌、ロコモ関連、抗疲労、免疫系・抗アレルギーなどが続く。
 抗糖化、睡眠・抗ストレス、脳機能などの試験ニーズも高まっている。

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