安全対策の強化を背景にニーズ増、受注に影響を及ぼすケースも
品質・安全性対策のニーズが高まり、自社で殺菌機を導入する企業も増えている。
また、原料メーカーでは、独自の基準を設け自社で殺菌・滅菌を行うケースも増えており、殺菌機器の小型化も後押ししている。
殺菌・滅菌受託を行う企業では、原料の調達から殺菌、造粒までトータルな提案や色や形、香りを損なわない殺菌など付加価値の高い受託殺菌で新規顧客を獲得している。
殺菌受託ニーズとして増えているのが、“青汁素材”だ。
青汁ブームを背景に、ケールをはじめ、大麦若葉、明日葉、クワ、クマザサなど様々な素材が人気という。
粉粒体の殺菌には、加熱殺菌、薬剤殺菌、紫外線殺菌、マイクロ波加熱殺菌、放射線殺菌等の方式があり、青汁の粉末において最もポピュラーな殺菌方法が、気流式過熱蒸気殺菌。
これは、過熱蒸気を短時間噴射し殺菌をする方式で、有効成分の失活や酸化などの品質劣化を最小限に食い止めることが可能だ。
この技術が、熱によって変色しやすい明日葉や大麦若葉などの青汁素材に不可欠だという。