コラーゲンに続き、抗糖化素材に脚光
健康食品市場を牽引する美容・美肌素材。
その代表格がコラーゲンだ。
原料供給では一時足止め状態になったものの、依然根強い人気を誇っている。
同じく美容訴求商品への採用が拡大するプラセンタは、著しい伸び率を示し、3~40%近い売り上げ増を記録する企業も少なくない。
一方で、新規素材も続々と登場している。
肌の老化要因でもある糖化に着目した抗老化素材が各社より上市されているほか、今年より紫外線防御効果を示すPA値に新基準が設定されたことを受け、サンケア市場も活発化している。
美肌は女性の永遠のテーマでありながら、ニーズの多様化から変化を求められる市場でもあるため、いかに差別化を図り優位性を出せるかがカギとなっている。