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サラシア属植物

普及協会設立、認知拡大へ
 『サラシア属植物』は、1990年第後半より、森下仁丹、塩水港精糖、タカマなどの各メーカーが着目し、αグルコシダーゼ活性阻害にもとづく血糖値上昇抑制や脂肪吸収抑制などの研究が進んだ。
 健食分野での採用増により、ここ数年、急速に認知が広がっている。


 とくに最近では富士フイルムの『メタバリア』シリーズをはじめ、ダイエット訴求素材としての展開が本格化。
 サラシア属植物を使用した商品が富士産業、小林製薬からトクホ申請中だ。現在市場規模は100億円を超えて、今後拡大が予想される。
 今後、原料の安定供給とマーケット健全化、消費者啓発が求められていることから、昨秋には「サラシア属植物普及協会」が設立された。
 サラシア属植物業界が一丸となって業界の健全な育成と消費者の認知拡大を目指していくとしている。

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