「経営良好」は5割も原料価格上昇に懸念
美容・ロコモ、市場牽引
本紙編集部が健康食品の受託加工・製造企業200社以上(有効回答64社)を対象に実施した調査で、2013年上半期は、健康食品の受託加工・製造企業の5割が経営良好で8割近くが増収を記録したことがわかった。
上半期の健食受託企業の経営状況は「良かった」が50%で前年調査時と比べ4ポイント減少するも、「悪かった」は5%と前年比で2ポイントの改善を示した。
健康食品需要の増加を裏付けるように設備投資が伸長。
キャパ拡大を理由とした新工場の建設も続く。
景気上昇に期待する企業が多い半面、円安の進行による原材料価格の高騰への懸念も浮き彫りになった。
単なるモノづくりにとどまらず、商品企画の提案から販促サポートなど多様性をもった企業が、激化する受託市場で成長のカギをにぎる。