ワインの品評でスタートし、近年、食品や飲料、化粧品などの国際指標として認知が拡大している「モンドセレクション(MONDE SELECTION)」は、ベルギー政府の主導のもと、1961年に創設された国際品質評価機関。
2013年度の出品総数は、世界89カ国3,234品と過去最高に。
アジアからの出品2,213品中、過半数は日本製。“メイド・イン・ジャパン”ブランドは、「申請するだけで何かしらの賞を受賞できる」と称されるほど世界的に高いレベルの品質管理で存在感を増している。
近年は、ビールや水、健康食品、菓子類、化粧品など様々な製品が賞を受賞。出品の申請代行も増加傾向にある。
アジアからの出品8割、過半数は日本製品
今回は、世界89ヵ国、総数3,234製品(前年比8 %増)と過去最高の出品数となり、4 ヵ月にわたって審査され、2,824製品(同9 %増)が賞を受賞した。
カテゴリー別では、「食品(チョコレート・製菓・シリアル含む)」1,068製品(同11%増)、「ダイエットおよび健康製品」376製品(同12%増)、「ビール、水、飲料」524製品(同22%増)となり、食品・飲料で全体の約7 割を占める。
なお、「化粧品およびトイレタリー製品」は247製品(同5 %増)となっている。