総務省が先月30日に発表した家計調査報告で、2013年1 ~ 6 月期における健康食品支出額は前年同期比1.9%増と小幅ながらプラスになったことがわかった。
世帯主が60代の世帯の健食支出が10%伸びた。
6 月の「2 人以上世帯」における消費支出は、1 世帯当たり26万9,418円で、前年同月比は、実数と比較した「名目」で0.1%減、物価変動を考慮した「実質」で0.4%減。2 ヵ月連続の実質減となった。
減少したのは自動車購入費や家賃、贈与金など。増えたのは肉類、菓子類、酒類、外食、洋服、宿泊料などだった。
医薬品などの保健医療費は1 万2,970円で、前年同月比は名目7.2%増、実質7.8%増。4 ヵ月連続の実質増だった。保健医療費のうち、クロレラやアロエなどサプリメント剤型を対象とする「健康保持用摂取品」の支出額は1,225円で、前年同月比は名目6.3%減。今年二度目のマイナスとなった。