行政・業界ニュース

12年度通販市場、6%の5.4兆円

 アマゾンの躍進やスマホの普及によって、2012年度の通販市場規模が推計で6%増の5.4兆円に伸長したことが、日本通信販売協会が先月27日に発表した調査結果でわかった。
 健康食品は通販市場全体の1割程度とみられる。順調な伸長が続く通販市場、懸案事項は「消費税アップ」だ。
 市場規模は、調査時点における通販協会員企業509社と、非会員の有力通販企業約180社の売上高をもとに算出。その結果、12年度の通販市場規模は、推計で前年度比6.3%増の5 兆4,100億円となった。
 伸び率は前年度の8.4%から鈍化したものの、日本の産業全体で厳しい状況が続く中、高い伸び率となった。


 通販協ではその要因として、アマゾンジャパンの大幅な増収、スマホ・タブレットの普及に伴うネット通販の成長、B t o B 通販企業の成長などを挙げている。
 送料無料や素早い配送などで瞬く間にシェアを広げたアマゾンジャパンは、2,000億円クラスの大手通販企業を大きく上回る形で業績を伸ばしているとみられる。

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP