「青汁」好調持続、過去最高の企業も
昨年の青汁市場は前年比8%増の810億円(小売ベース)と5年連続でプラス成長となったが、今年上半期も好調を持続しており、受託製造企業では前年同期比10%近くで推移する企業が相次いだ。
流通チャネル別ではドラッグストアと通販ルートでの売上増が目立った。
通販ルートで100億円以上を売り上げる主要企業は微増にとどまったが、新日本製薬とえがおが今春から夏にかけて発売した青汁の出足が好調で、エバーライフ、やずやなど他の大手通販メーカーも拡販に力を入れている。
ドラッグストアルートでシェアトップの山本漢方製薬は、今年上半期の売り上げが前年同期比15%で推移。
7月は過去最高の出荷量を記録した。大衆薬卸大手の大木も2ケタ増と好調だ。