条件付、規格基準型など、新トクホ制度本格始動
先月27日、厚労省が新たにトクホ5品目の表示許可を発表。これにより、承認2品目を加え、トクホ商品が600品目を突破した。トクホ品目数(表1)は、制度スタート後の2年間は表示許可がなく、93年13品目、94年23品目に留まったが、その後、増加の一途を辿っている。なかでも、昨年4月の500品目突破後、わずか1年半で100品目以上が許可されるなど、03年以降の許可件数の伸びが顕著だ。商品数の増加に伴い、05年の市場規模も6,300億円(本紙調査)に到達している。新トクホ制度の下、条件付トクホ1件、規格基準型トクホ3件なども許可を受けており、先のローヤルゼリートクホに続き、市場拡大が期待される。