進化する卵由来素材 差別化進む健康卵
日本は一人あたりの卵消費で世界2位となるほどのたまご好き。
完全栄養食品といわれる卵だが、飼料の工夫によってビタミンやDHA、ヨウ素を強化した鶏卵が、栄養価の優れたプレミアムエッグとして浸透している。
機能性表示の実現をにらみ、新製品の開発や、従来品の見直し、エビデンス情報の収集を始める企業も。
レシピ提案やメニュー開発、ヘルシー弁当への採用など進み、たまごの栄養価が見直されてきた。
さらにたまご由来素材もたんぱく、カルシウムに加え、バイオ技術を応用した感染予防、骨代謝、抗メタボと機能性素材の開発も活発だ。
健康産業における「たまご」の存在感が増している。