ニーズの変化に応じて進化するボトル・パッケージ
健康食品や化粧品の容器包装は、期限内の内容物の品質保持という役割だけでなく、同一カテゴリーにおける他社製品との差別化に一役買っている。
長年のデフレ進行や消費者ニーズの多様化を契機に、容器包装のトレンドも様変わりしている。
機能表示導入で変わる健康食品パッケージ
来年度中にも措置が講じられる見通しとなっている健康食品の機能表示制度の導入に際して、パッケージや各種印刷物のリニューアルが予想される。
同時にパッケージが制度を有効に利用するためのツールとなることも想定される。
包材メーカーでは、箱に貼りつけて消費者にアピールするアイキャッチPOPなどの活用頻度が増えることを見込む。
箱やボトルに貼りつけて使用する自立型のPOPシールは、一般用医薬品やトイレタリー、ハウスホールド製品などの分野では店頭アイキャッチの手法として一般的だが、制度の対象となる健康食品の特性や機能を強調するキャッチフレーズなどを表記できる媒体になるのではと期待が高まっている。