「脱要介護」と「健康寿命の延伸」が製品開発テーマに
総務省の人口動態調査によると、65歳以上の日本人の3,083万人で全人口に占める割合は24.0%となり、初めて3,000万人を超えた。
わが国は、先進国の中でも類を見ない超高齢社会に突入した一方、65歳以上のシニア層では健康意識の高まりが顕著だ。
6月に閣議決定した「日本再興戦略」でも掲げられた健康寿命の延伸が、国策の一端を担う。
骨粗しょう症、ロコモなど健康寿命を奪う疾患を防ぐには、十分な食事と適度な運度、そしてサプリメントで不足した栄養素を補給するという認識が広まり始めた。
「アクティブシニアサポート」というキーワードも浸透しつつあり、エビデンスを重視したアクティブシニアサポート食品の開発が求められている。