「免疫」切り口にQOLの研究成果続々
国が6月14日閣議決定した日本再興戦略では、「健康長寿延伸産業」を戦略的分野の1つに位置付け、今後、産業育成に力を入れる方針を示した。
また閣議決定された「規制改革実施計画」の中には先進医療の対象範囲大幅拡大を盛り込み、今秋をめどにまず抗がん剤から開始することも明らかとなった。
「健康長寿の延伸」を図るには、寝たきりや要介護にならないための予防対策が重要となり、医療費と介護関連費抑制の観点からも、その補助的な役割としてサプリメントの有効利用が期待されている。
中でも日常生活のQOL(生活の質)の維持・向上を目的としたサプリメントの利用拡大に大きな期待が集まっている。
ターゲットとなる切り口は、「免疫サポート」や「抗ロコモ」を中心に「脳サポート」、「抗ストレス」、「快眠サポート」などが挙げられる。