上位10社売上高2,088億円(0.6%減)、中小善戦
首位はキューサイ、えがお2位に浮上
2012年度における九州・沖縄地区の健康食品の売上高は、上位50社で前年度比0.6%減の2,088億円となったことが、帝国データバンク福岡支店が先月21日に発表した調査結果で分かった。
上位5社の売上高は拮抗しており、12年度はキューサイが2年連続で首位を守った。
2位にはえがおが浮上。
小規模事業者は好調だったが、売上高100億円を超える大手の一部が苦戦し、09年度の調査開始以来初のマイナスとなった。
帝国データでは大手飲料メーカーや医薬品メーカーなどが相次いで参入し、業者間の競争が一層激しくなっていると指摘。
調査結果では、来年度に施行される新たな食品の機能性表示制度についても触れ、業界の構図が大きく変化する可能性があるとした。