痛風予備軍500万人に向け、提案活発化
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、痛風患者は約90万人で、痛風予備軍とされる
高尿酸血症（血清尿酸値7.0mg/dL以上）は痛風患者を含めると500万人以上に上ると推計。
東京女子医大が実施した調査では、痛風患者の98.5％は男性であることが判明している。
高尿酸血症を発症すると、痛風の発病リスクが高まるほか、腎不全、尿路結石、動脈硬化、
心筋梗塞、耐糖能異常、高血圧症などの合併症にもかかりやすくなることから、
バランスの取れた食事と適度な運動、十分な水分補給、飲酒制限、ストレス緩和など
生活習慣の改善が重要とされている。
痛風患者が年々増加する中、健食市場では、尿酸値関連やトクホ取得に向けた動きも見られ、
主要ターゲットである中高年男性に向け、提案を活発化させている。
