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メイクアップコスメ

“ナチュラル”“健康的な表情”がメイクのトレンドに
 メイクアップコスメ市場が拡大傾向にある。
 昨年、震災により低迷していた需要が復調してきたこともあり、“ナチュラルで健康的な表情のメイクがトレンド”(富士経済調べ)に。
 市場の成熟化に伴い、新たな原料提案の目立つ化粧品業界では、メイクアップ向けに優れた機能性を持つ原料がラインアップ。
 新たに魅力的な原料も登場している。


 ベースメイクなどメイクアップ全般のキーワードとして、“時短”の要求に応えるラインアップが目立つ。
 朝出勤前など出かける前の慌ただしい時に化粧するケースが多いため、操作性と簡便性が求められる。
 こうしたニーズを背景に、美容液・UVケア等の機能をひとつにまとめたBB(Blemish Balm:ブラミッシュバーム)クリームや、CC(カラーコンディション、コントロールカラー、コンプリートコレクションなどメーカーで解釈が異なる)クリームが、その手軽さとお買い得感から好調に推移している。
 BBクリームやCCクリームの台頭で縮小傾向にあったメイクアップベース(化粧下地)だが、「節電による夏場の皮脂過剰に伴うメイク崩れに悩む層の増加」や「毛穴・シミ・そばかす・小ジワなどの悩みをカバーする新アイテムの投入が相次いだ」ことなどを背景に需要が拡大している。

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