疲労回復、ストレスケア、美肌でニーズ
スポーツシーンへの提案など新たな訴求も
アルコール代謝を中心とした肝臓ケアの市場では、ウコンが牽引役となっている。ちなみにウコンの市場規模は350億円を超える中心的な存在となっている(本紙1508号ウコン特集参照)。
そうしたなか、ウコンに次ぐ肝臓ケア素材も着実に市場を拡大している。その筆頭がオルニチンや肝臓エキス。
いずれも売り上げは毎年2ケタ伸長のペースで増加しており、ウコンとは差別化図る形で商品開発が進んでいる。
特に、オルニチンは一般食品への配合も目立つなど、サプリメントに留まらない広がりをみせている。
抗疲労・ストレスケア・美肌など、アルコール代謝に代表されがちな肝臓ケアのイメージを一新する訴求も目立っており、アルコール代謝にとどまらない市場形成が進んでいる。