「自然志向」、「減塩・低糖・低脂肪」が加速
欧州最大の食品素材展示会「Fi Europe」(UBMグループの主催)が先月19~21日、ドイツ・フランクフルトで開催され、54ヵ国から約1,300社が出展した。
3 日間で世界127ヵ国から約2 万5,000人が来場した。
欧州で「自然志向」が加速している様子が浮かび上がった。
「Fi Awards」最優秀賞は、R O Q U E T T Eの微細藻類由来高脂質素材が受賞した。
同展示会は隔年で開催されており、今回で26回目。
出展スペースは前回比115%に拡大した。出展企業1,300社のうちもっとも多いのは中国で、約300社が参加した。
主催国のドイツが約200社でこれに続き、日本からの出展は約10社。岐阜セラツク製造所(セラック、カシスなど)、キミカ(海藻など)、興人ライフサイエンス(酵母など)、松谷化学工業(水溶性食物繊維など)、森下仁丹(フレーバーカプセルなど)などが参加した(カッコ内は主な出展品目)。