小児がん消滅のメカニズム発見
2 月19~20日に東京ビッグサイトで開催される「IMEC(Integrated Medicine Exhibition & Conference)2014(第10回統合医療展)」(主催・UBMメディア)で、小児がん消滅のメカニズムを発見した千葉県がんセンター病院長の中川原章氏を迎え特別講演を実施する。
演題は「小児がん消滅のメカニズム発見! ! キー遺伝子『U N C 5 D』と新しいがん治療の可能性(仮題)」。展示会2 日目の2 月20日、13時5 分から13時45分まで実施される。聴講料は2,000円(定員70人)。中川氏は、自然退縮する神経芽腫(小児がん)の解明をテーマに、一般外科、小児外科臨床の中で、がん患者と向き合い、研究に尽力。小児がんの解析から、その他のがんにおける腫瘍退縮についての研究の手掛かりや方向性についても言及する予定だ。
「I M E C」ではこのほか、抗加齢医療の最前線に迫る「アンチエイジング・フォーラム」を開催。鶴見大学歯学部病理学講座教授の斎藤一郎氏が、ドライマウスから考える全身の抗加齢医学について講演するほか、大阪大学大学院教授の森下竜一氏が、抗加齢医学の最前線を紹介する。専門セミナーでは、産業技術総合研究所の木山亮一氏が、ゲノム情報を利用した食品機能の解析について解説する。問い合わせは03-5296-1009まで。